新潟の酒蔵【日本酒】|宝山酒造新しい商品が加わりました【季節限定酒】

2021.02.01

新しい商品が加わりました【季節限定酒】

こちらの商品ですが、ご好評いただき完売致しました。
ありがとうございました。
　
　

みなさんこんにちは。
いきなりですが1月を振り返ると新潟ではすごい雪でした！
宝山酒造のある新潟市も例年に比べかなり積もりました。
Twitterでもツイートしましたが、蔵の裏手にある我が家も埋もれるレベルの大雪で、
年始そうそう毎日、酒造り前に雪かきに追われ、社員も来れない日があるなどハードな日々を過ごしておりました。
　
　
　

さて、今回は新商品のご紹介です。
商品名は「白音-SHIRONE-純米大吟醸活性にごり」と言います。
ハクインでもシロオトでもなく「シロネ」と読みます。

このお酒は新潟県新潟市の富山農園様との契約栽培米「コシヒカリ」を使用させていただきました。
富山農園様とは2016年に20代だけの酒造りプロジェクト「二才の醸」で出会い、初期メンバーでもあります。
　　

写真は富山農園　代表　富山喜幸さん
　
このプロジェクトをきっかけに、他の商品のお米を栽培してもらい、繋がりは途切れることなく良質なお米を毎年作って頂いておりました。
「二才の醸」のプロジェクでは、農家飲み比べというその土地の味わいをダイレクトに表現した日本酒を製造しました。
この時の想いはこちらのコラムをご覧ください。
　
二年目の「二才の醸」は“ふた味違う”！？
　
当時は味に明確な違いを感じ、その土地、畑にも個性があることを確認することができました。
そして、このお酒を造った時から土地毎の味わいを表現したブランドを考えおり、より地域に密着し新潟県産にこだわった商品を世にリリースしたいと思うようになりました。
　

富山農園の畑
　
　　
それが2018年頃のお話です。
2019年、2020年は試験醸造も含めどのような商品にするかを考えておりました。
精米歩合何％で酵母はなに使うか、高級酒路線の大吟醸クラスのお酒にするのか、手頃な純米酒にするか、辛口にするか甘口にするか等・・・
決めることはたくさんありました。

その中で、辿り着いた答えが「活性にごり酒」でした。
活性にごり酒とは瓶の中ではまだ酵母が生きており、絶えず発酵を続けている状態の日本酒です。
ブクブク、しゅわしゅわと酵母達からの力強い【音】がヒントになり、この時商品名がパッと浮かびました。
　
新潟県新潟市白根産のコシヒカリから生まれた【白根】の土地の【音】を感じる事ができる日本酒で
【白音-SHIRONE-】と名付けました。

　
【白音-SHIRONE-】は季節限定の商品になります。
この時期だからこそ味わえるお酒としてご用意いたしました。