二年目の「二才の醸」は“ふた味違う”!?
先日コラムにて20代だけの日本酒プロジェクト「二才の醸」(にさいのかもし)がグッドデザイン賞を受賞したことをお伝えさせていただきました。
グットデザイン受賞コラム
一年目の活動を締めくくるには大きな結果を残すことができました。
そして、2017年11月3日(金)二年目の「二才の醸」が始動しました!
二年目の「二才の醸」は増える!?
「二才の醸」とは、コンセプトに「20代だけの日本酒プロジェクト」を掲げ、そのお酒に関われる人は皆20代というルールがあります。
昨年、宝山酒造は埼玉県幸手市にある石井酒造よりこの銘柄を受け継ぎました。
私たちは、本当に地域の良縁に恵まれ、各方面で志のある若者に出会うことができました。
写真左から
営業兼販売担当:宝山酒造営業の若松秀徳(28)
酒造り担当:次期五代目蔵元兼杜氏の渡邉桂太(29)
ラベルデザイン担当:梨本早紀(20)(デザイン当時は専門学生)
原料米担当:とみやま農園代表の富山善幸(28)
以上の4名が初年度のメンンバーになります。
全て20代というプロジェクトメンバーを集めつことができ、お酒自体も、2017年1月に発売するも4月には完売するという、メンバー全員予想できないほどの大きな反響がありました。
二年目の活動としては、昨年のメンバーに新たに原料米担当の農家さんに、もう1人加わって頂くことになりました。
新潟県新潟市西蒲区でお米と果樹の栽培をしているあべ農園代表の阿部雄平(27)さんです。
阿部さんは、一年目原料米担当の富山さんよりご紹介していただきました農家さんです。
二年目は一年目と同じことをするよりさらに魅力的な「何か」を試したいと考えていた時に、
造り担当渡邉から富山さんに
渡邉:「同世代の若手農家が他にいませんか?」
と訪ねたところ
富山さん:
「一人心当たりがいます。僕の1個下で宝山酒造さんからも近い場所でお米作ってる若手農家がいますので「二才の醸」の話してみます!」
すぐさま顔合わせの日程まで決定・・・(ここら辺が私たち早いです笑)
すぐに4人で集まることになり、打ち合わせをいたしました。
その時初めましての阿部さんには「二才の醸」についてしっかりとお伝えさせていただいた上で快くメンバー加入について承諾していただきました。
今年もラベルをデザイン
こうして二年目は新たな若手農家阿部雄平さんを加え始動し始めたわけですが、せっかく加わっていただいたのだからラベルも阿部さん専用ラベルを作ろうということになり、昨年お世話になりました「新潟デザイン専門学校」のデザイナーの卵でもある学生さんに依頼。
こちらも快く承諾していただきました。
今年はより「二才の醸」を知ってもらう為に、学生さん達に蔵に来ていただきました。
目で見て、耳で聞いて、肌で感じて良いデザインが仕上がることを願って!
ラベルは現在も選考途中。
今年も昨年と同じくらいのデザインが出来上がり、選考する私たちもかなり悩んでおります。
決まりましたら、また改めて発表いたしますのでもう少々お待ちを!
二年目の「二才の醸」は飲み比べができる
2人の農家が揃うことで実現できた
「新潟の若手農家が作るコシヒカリを精米60%まで磨いて宝山酒造で醸したらどう変化が出るのか?」
米が違えば味がも変わるというのは当然の結果と思います。
そして米が同じでも農家(土地)が変われば味も変わると思っています。
2人の若手農家の作ったコシヒカリで醸す「二才の醸」
そして、宝山酒造として「二才の醸」ラストシーズンをぜひお楽しみください!
仕込み経過などはSNSで随時ご報告いたします。