宝山コラム

2019.05.03

あなたの知らない「極」がここに誕生

こんにちは。
久々のコラムになってしまいました。

最近は半年間の酒造りも終わり、ホッと一息をついてるところです。
実はHPの商品ラインナップを増加していました。

すでに発売しているものもありまして、「HPでも買えないの?」というお客様の声もあり増加しました。
その中でまだ発売していない商品を今回はご紹介したいと思います。

この度、弊社の新しいブランド「宝の極(タカラノキワミ)シリーズ」をリリースすることになりました。

こちらは酒米の最高峰である「山田錦」を使用した商品です。
ブラックラベル、バーガンディラベルの2種類をご用意しており大きな違いは新潟県産か兵庫県産かの違いです。


・宝山 宝の極 純米大吟醸ブラックラベル


新潟県産「山田錦」を使用。
宝山酒造が位置する新潟市の農家 上野晃さん(上野農場)との契約栽培です。
上野さんは農薬や化学肥料をできるだけ使わない米(自然栽培米)を育ててゆきたいと、考えている お方で自然の持つ大地の力、生物たちの多様性との共存を意識し環境保全型農業に取り組んでお られます。そんな上野さんとの出会いは3年前。 新潟で山田錦を作った方がいるとご紹介いただきお会いしました。 上野さんの環境や土地に対する熱い思いを聞き商品化に踏み出しました。 試行錯誤すること3年今回宝山酒造にとって最高峰となる「極」の1本が誕生いたしました。

商品名:宝山 宝の極 純米大吟醸 ブラックラベル
使用米:山田錦(新潟県産)
精米歩合:35%
使用酵母:新潟酵母
アルコール度数:17%
商品ページはこちらから

上野農場
twetter:@daisuke_han_


・宝山 宝の極 純米大吟醸バーガンディラベル

兵庫県産「特A山田錦」を使用。
酒米の最高峰であり現在最も優秀な産地でもあるのが「兵庫県 特A山田錦」。
数多くの蔵元様が自身の蔵の最高峰のお酒に使用されております。 弊社は「越淡麗」が誕生してからはこのお米の使用をやめていました。
米どころであり、新潟に蔵を130年以上構えておきながら、自身の最高峰のお酒のお米が他県 から仕入れたものでは地酒蔵として、いかなるものかと疑問を持つようになったからです。 しかし、今回「新潟県産 山田錦」の用いることになり、弊社としてしっかりとした比較対象が あったほうがいいとなり15年ぶりに復活させました。 最高峰の米で作れる喜びを噛み締めながらこの度「宝山 宝の極 純米大吟醸ブラックラベル」 と相対する商品としてもう1つの「極」が生まれました。

商品名:宝山 宝の極 純米大吟醸 バーガンディラベル
使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:35%
使用酵母:新潟酵母
アルコール度数:17%
商品ページはこちらから


味わいの特徴として、裏ラベルにも記載しているのですが、本商品はエイジング(熟成)を見据え酒質設計した商品になります。
酸をしっかりと効かせ酒質としてはしっかりと味のある酒質に仕上げております。 現段階でも酒質としてやや固めに仕上がっておりキレのある辛口。
スッキリして飲みやすい淡麗とは違うが、心地よい余韻と後味をしめる酸は新しい淡麗の表現としてふさわしいです。
今回の2018年ヴィンテージは、ブラックラベル約800本、バーガンディラベ ル約1500本ございます。
一定の数量になりましたらエイジング(熟成)させるため出荷を止めさせていただきます。
その時はご了承ください。

発売は5月7日より発売各お取引先さまには順次発送予定となっております。
HPも5月7日より発売を開始いたします。
その年ごとの味わいの違い、熟成させることによる味わいの変化を堪能していただけれ嬉しいです。

乞うご期待♪

一覧に戻る