2017 グッドデザイン賞 受賞展が開催
以前、宝山酒造の
SNS(Facebook、Twitter、Instagram)でご報告させていただきましたが、
この度弊社の「二代目 二才の醸」が2017グッドデザイン賞を受賞致しました。
2017年度は審査対象数4,495件のうち受賞件数1,403件とのことです。
http://www.g-mark.org/award/describe/45863?token=5zE71Q98tm
この受賞は一概に宝山酒造だけの受賞ではなく
完璧なお米を栽培していただいた原料米担当 富山喜幸さん
や素敵ラベルを描いてくださいましたラベルデザイン担当の 梨本早紀さん
のお力とご協力あっての受賞だと思っています。
誠にありがとうございました。
そもそも「二才の醸」とは?
この「二才の醸」は、埼玉県幸手市にある石井酒造が立ち上げた銘柄です。
当時、若くして社長に就任した石井氏は「20代だけで造る日本酒」を
コンセプトに「二才の醸」を立ち上げました。
初年度は当時では珍しいクラウドファンディングを用いてのプロジェクト立ち上げでした。
しかし、反響は大きく最終的に目標金額の倍をいく資金を集め様々なメディアにも取り上げられました。
2016年2月に石井酒造の杜氏(製造責任者)の方がその年で30代になり「20代だけで造る日本酒」というコンセプトから外れるということで、石井社長直々に私たち宝山酒造へ「銘柄を引き継いで欲しい」と正式にお話を頂きました。
2015年に宝山酒造は5代目蔵元の 渡邉 が、他の蔵元での修行を終え蔵に戻り、それと時期を同じくして、東京農業大学時代の同期で現在営業として活動している 若松 が、新入社員として入社し、20代の若手2人が蔵に入ったことで大きな変化の年となったそんな中、石井社長から「二才の醸」を受け継いで欲しいというお話をいただいたとき、ビックリしたのと同時にとても嬉しく思いました。
ここから私たちの「20代だけで醸す日本酒プロジェクト」が始まりました。
「二代目 二才の醸」のラベルデザインの経緯
もともと宝山酒造のお酒は”新潟産”にこだわってお酒造りをしており、ラベルデザインも新潟の人にお願いしようと決めていました。
たまたま蔵と同じ新潟市には「新潟デザイン専門学校」というデザイナーの卵たちが通う専門学校があり、そこの学生にコンペ形式でデザインを依頼することになりました。
短い期間の募集に関わらず約20作品もの素晴らしいデザインが集まり、その中でしっかりとしたコンセプトとラベルとのマッチング性などを評価しデザインを決めました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいます。また、グッドデザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。
http://www.g-mark.org/about/
そして、本日より今年の受賞した作品たちが見れる受賞展が東京赤坂の「東京ミッドタウン」で行われます。
会期 2017年11月1日(水)- 11月5日(日)11:00-20:00
最終日18:00まで / 入場は閉館30分前まで
Date Wednesday, November 1 – Sunday, November 5, 2017 Open hours 11:00-20:00
Until 18:00 on the last day / Admission until 30min before closing
会場 東京ミッドタウン各所
東京都港区赤坂9-7-1
Venue TOKYO MIDTOWN
9-7-1 Akasaka, Minato-ku, Tokyo
入場料 1,000円
5日間有効 / 大学生以下無料
Admission 1,000 yen
Valid for 5 days / University students and under are free
チケット販売などの詳しいことは下記のリンクから
http://www.g-mark.org/gde/2017/index.html
※ラベルデザインの受賞展の為、試飲等は行っておりません。