宝山コラム

2017.09.07

時と共に美しく変わる日本酒

ようやくご紹介できました。
宝山酒造でも人気の熟成酒。

熟成酒というとどんな印象を皆様は持たれますか?

ー古い酒
ー美味しいのかどうかもわからない酒

あまりいい印象は持たれない事がよくあります。

しかし、洋酒と同じように日本酒もじっくり寝かせるととんでもない表情を見せてきます。
新酒のような若々しさとは違い、熟成させ、寝かせるごとに独特な熟成香を発し、
味わいはまろやかになるのです。

7年間。

7年間待ちました。
決して手元から離すことなく愛しみ育て上げた「秘蔵」は、昨年の2016年頃から味のふくらみがしっかりと出てきていつでも出荷できるところまできてました。
しかし、「まだまだこの酒のポンテシャルはこんなもんじゃない!もう1年だけ寝かせよう」と決意し昨年の出荷は諦めました。
そして、ようやく今年2017年。
2016年の時とは比べ物にならないくらい香り、味わいともに格段に良くなっていました。
2010年に酒造りに人生をささげた熟練の杜氏があらゆる力を振り絞って生み出した至極のお酒が、時とともに新たな一面を見せて今このようにご紹介できる。

とても考え深いことです。
「宝山 秘蔵 純米」
時と共に美しくも飲み手を魅了する素晴らしいお酒です。
限定300本となっています
ぜひご賞味ください。

使用米   新潟県産「五百万石」


精米歩合  55%


アルコール度数  18度

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